成蹊小に続き立教小学校の追加合格の一報が届いています。

今日は平成30年1月16日(火)…日中は幾分過ごし易い気温のようですが、なにしろ一日の大半を半地下で過ごすモグラのような私です。夏涼しく冬暖かい環境は、精神的に穏やかでいられるので恵まれていると感じています。

 

地震についても地下は揺れが少なく、東北の震災時でさえ、私は担当していた年中クラスの指導を続けていられたぐらいですし、子供達の歓声や足音、ピアノの音による外界への影響はありません。

 

昭和39年(1964年)の個人経営発足から現在まで54年以上過ぎましたが、二十年前まで経営していた五地域、八教室の中で最良の教場と確信しており、三十年以上前に、麹町の他の物件からこの場所に転居した先代の見極めは優れていたように思います。

 

話は変わりますが、先日の成蹊小学校の追加合格の一報に続き、立教小学校の補欠繰り上がり合格の一報が昨日ありました。既に繰り上がり合格は15名を越えているのですが、繰り上がり合格者数は最終的に例年同様20名近くになると予想しています。

 

募集人数120名の中で20名に届こうという繰り上がり合格者数は、他の有名大学附属小学校を含めて珍しくありません。「出身者や縁故系の家庭が合格者の主体…」と、思われがちな立教小学校ですが、辞退者の数がそうではないことを示しています。

 

確かに在校生の弟の合格率は高めですし、出身者やご紹介者の顔をつぶさない程度の縁故者に対するサポートも存在します。とは言うものの、必ず合格させるような甘い学校ではありません。

 

会員に模擬テストの結果と一緒に配布している「附属小学校ランク表」(保護者の属性等の条件を抜きにした子供の総合力のみで判定している一覧表/模擬テストを受験された家庭以外には非公表)の立教小学校のランクは、ここ5年間でAランクに届く位置に上昇しています。

 

これは早実や成蹊小、暁星小、筑波大附属などと並ぶ位置づけであり、二日間の考査内容の中で、一部の行動観察考査の難度の高さは、ペーパー等の出題を通じて高い思考力を持つ子供を選んでいる前述の附属小と同等のものだと断言できます。

 

今回の繰り上がり合格のご家庭は、先日の成蹊合格の家庭同様、結果的に辞退されることになりましたが、前者と同様に栄光の勲章を手にしたのであり、素直に喜ぶべきものだと思います。

 

何れにしても長かった小学校受験は、このご家庭にとって学ぶべきものの多き機会であったことは間違いがなく、心からご苦労様でしたと申し上げたいと思います。

 

        麹町慶進会 塾長 島村 美輝  
102-0084東京都千代田区二番町92日興ロイヤルパスB1
     Tel 03-3265-7774 / Fax 03-3230-4737

     http://www.keishinkai.ne.jp/


                                              
     

 

 

 

 

 


 

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