11月4日(火)雙葉小学校の合格報告を頂きました。
本年度の当会の「年長クラス」は、例年同様25名(女子15名・男子10名)の生徒数でした。
限界人数を30名までと考える少人数制の教室の上に、それぞれのご家庭の考える志望校は様々です。雙葉小学校を第一志望とされたのは2家庭でした。
毎年のように雙葉幼稚園に合格者がいる二保受験も含めて、雙葉学園近隣の教室としては、受験者数が少なくちょっと寂しいですが、幸い1名の合格報告を頂きました。
男女附属中学御三家の中で、唯一系列附属幼小のある雙葉はやはり難関校ですから、激戦の11月1日に志願するのは覚悟がいるので無理もありません。
「高学歴だから…」「出身者だから受かる筈…」というような甘い考えを簡単に跳ね返す附属小学校です。
学歴や職歴だけでは身に着けられない育ちの魅力を持つ母親と、母子を後方から支える誠実な人柄の父親の夫婦を好む雙葉小は、極めて短い面談時間(5分間)で見極めるのが特徴です。
年度ごとに異なるテーマで親子各二問ずつ程度しか質問されないので、回答が長いのは禁物です。
幼小受験は願書の記述内容から質問を用意し、その回答を掘り下げながら各家庭に相応しい面接を進めていくのが一般的ですが…
四ツ谷の雙葉小学校は、先代からの人的影響と今の我が子との関わり方を理解する為に、その年のテーマに沿った同内容の質問を全ての家庭にすることで、各家庭の両親の力量を直感的に判断しようという意図が見えます。
今年はあるテーマについて家族三人で役割を決めて伝え合うことを要求されました。(例 父親⇒子供、子供⇒母親 母親⇒父親)
また集団行動観察で制作した物についての子供への質問もありました。
用意してきたことではなく、その場で考えたことを演出せずに伝える能力と、良き家族関係が見極められたと思います。
子供に対しては、適切な状況判断と柔軟な思考力、「雙葉らしさ」を身に着ける為に必要な精神面の発達を身に着けた子供を見極める考査内容を出題しています。
御三家と呼ばれる雙葉中学の系列小学校の合格条件を満たすのはなかなか大変なことなのです。
1日~4日の激戦日程の初日に考査がある雙葉小だけに、今年も受験者は少数でしたが、何とか合格の一報を頂けました。
合格おめでとうございます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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