11月6日(木) 立教小学校の複数合格報告を頂きました。おめでとうございました。
六大学附属で男子校という東京では唯一の存在である立教小は「内容の濃い行動観察」中心の考査を二日間行う附属小です。大学受験志向の家庭が増えている小学校受験ですが、早慶附属や成蹊、暁星と並んで安定した人気を維持しています。
例年11月1日から二日間の日程で考査を行っていますが、今年は2日が礼拝日にあたる日曜日であるためか、異例の3日~4日の二日間で考査を行いました。
ペーパー出題の多い学校がこだわる認知能力もしっかり身に着けていないと結果を出せない行動観察系の考査を二日間行う学校で、まさに総合力が無いと合格につながりません。
系列幼稚園が無いので3クラス120名と多めの募集ですが、ご家庭の好みがはっきりしていて、特に父親の存在感は重要です。詳しくは塾長ブログでご確認ください。
立教小は「男の子の育て方を熟知」しておられる先生方の多い学校として、その評判をよく耳にしますが、「教師が育てたいと思える子供に出会うため」に、行動観察考査を主体の考査にしていると理解されると良いでしょう。
年中期に「本当に来年受験するの?」と思えるほど、精神年齢の低い男子が多いと感じる時代ですが、それだけに男子を「受験で力量を発揮できる子供」に育てられるか否かは、大切な合格条件です。
異性である男子の子育ては、母親にとって母性との闘いのようなものですから、男子の育て方について母親を導く機会が多くなるのは仕方のないところです。当然母親が聞く耳を持っているかは合否に繋がる大きな分かれ目です。
線が細い子ならば太い子に。内向的なら外交的に。内遊びが中心なら外遊びの機会を増やし活動的に。大人と関われないならその機会を増やす…etc
男子校や共学校の求める男子の姿に大きな差はありません。準備を始めるまでの子育てを振り返り、残すべきところは残し、変えるべきところは変える…それだけのことです。
60年を越える当会の指導歴を通じて、立教小学校の合格報告の無かった年が記憶にないほど立教の受験と向き合ってきました、今年合格者された子供たちの父親も出身者ではありませんでしたが、出身者よりも無縁家庭合格が多数です。出身家庭への導きも幼稚舎や学習院、青山学院、ミッション系女子校同様心得ており好結果に繋げてきたのが当会の特徴です。
*立教小学校は、2024年4月~2027年3月の期間、新校舎建築の為に西武池袋線 椎名町駅そばの旧真和中学に移転しています。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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