幼稚園・小学校受験のmanagement81 『発表力をつけ、物怖じしない子供に育てる』

幼稚園・小学校受験のmanagement81

『発表力をつけ、物怖じしない子供に育てる』

 

この写真は年少クラスの授業の一コマです。

最年少から年長全てのクラスで、保護者への解説時間や授業の合間を利用して、家庭や幼稚園等で制作した作品や絵画、虫や植物、中には中学生の文化祭レベルの研究発表をする機会を設けていることを、以前からお伝えしてきました。

 

幼児の作品や発表ですから、親の手の入り方の差は一目瞭然ですが、大切なのはこの経験が何を育んでいるかだと思います。

 

たとえ親の手が多く入った作品だったとしても、作品等を手に持ちながら他のお友達の前で

発表するには、完成までに苦労した事や工夫、材料などについて理解をしていなければ、語る事はできません。

 

しかも見ている子供達からの質問に対して、答えなくてはならないのですから鍛えられるわけです。

 

幼く見える最年少クラスの子供でも、何度か経験をしていくうちに発表ができた満足感で発言力がつきます。結果的に物怖じしない子供になっていくのが手に取るようにわかります。

 

ところで、初春の頃でしたか、小学受験で他教室に通い長男を第一志望に合格させた翌年、幼稚園から雙葉と考えて当会の年少クラスにご長女を体験指導をさせた方がいました。

 

授業を一時間程度ご覧頂いた頃に「どうですかご覧になって…」と質問すると、「子供達の様子を見ていて、教室の保護者の受験への意識の高さがわかりました」と述べられていました。

 

小学校受験を通じて、様々な教室や個人の先生に関わってきた履歴を持つ、目の肥えた母親だからこそ言える発言です。長男の受験で手一杯で、満足に手を入れられなかった長女の二年保育受験をどうするか…?その迷いが吹っ切れたご様子でした。

 

経験として二保受験されても良いでしょうし、兄と異なる附属小を含めた小学校受験を目指し、最も狭き門である二保受験をしないのも良いでしょう。

 

大切な事は、子育てやその延長線上にある受験は、教室等に丸投げするだけでは成就しないことを、一度の受験経験でこのお母様が理解されたことだと思います。

 

体験指導を通じて、高い「親力」を持つ一人の聡明な方に出会えたことは、私にとっても財産です。この仕事を続けてこられたことに感謝するのみです。

 

 

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        麹町慶進会 塾長 島村 美輝         
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