11月13日(土)慶應義塾幼稚舎の合格報告が届きました。

11月13日(土)慶應義塾幼稚舎の合格報告が届きました。

 

中等部、普通部、湘南藤沢…日吉、志木、女子校、湘南藤沢、ニューヨーク学院…異なる校風の中高で育った学生達はそれぞれが特有の魅力を持ち、慶應義塾大学の財産です。

 

長い間、慶應の附属小は幼稚舎だけでしたが、2013年に横浜初等部が創立されてから8年の歳月が過ぎ、両校の生徒と保護者層の違いや校風の違いも徐々に明確になってきました。

 

ここ数年、幼稚舎派と横浜初等部派に会員が二分されるようになってきたのも、両校の違いが明確になってきたからこその事だと思います。

 

とはいうものの、可能なら両校とも受けさせたいと思うのが、慶応を目指す家庭の両親の正直な気持ちだと思います。しかしながら、女子は考査日程が11月1日〜3日の内一日の為、他の有名附属校と重なる為に、併願しにくいのが実情です。

 

加えて最近の当会は、外資を含む大企業勤務や医師の母親が多く、大学受験率の高い高校の附属幼小を好む傾向があります。

 

慶応の附属各高校から医学部に内部進学する生徒は極めて少数ですし、自身の意思で大学を選択させたい両親の割合が高いせいでしょうか、ここ数年女子の幼稚舎志願者が減少しています。

 

女子が多かった昨年でさえ少数でしたが、とうとう今年は幼稚舎を受験した女子は一名だけになってしまいました。

 

男子も、他校と重なりにくい5日~8日の考査日程であるにも関わらず、出身者比率が高率の幼稚舎よりも、門戸の広い横浜初等部の方に当会では志願者が多くなっています。

 

今年幼稚舎を受験した貴重な一名である女子は幸い合格を頂きましたが、男子は残念でした。出身者家庭であっても、なかなか合格しにくい幼稚舎ですから、無縁家庭の子供にとっては高すぎる壁です。

 

それでも創立以来、出身者家庭だけでなく無縁家庭の子女を合格へ導いてきた当会です、合格する家庭の条件と子供の魅力は理解しています。

 

狭き門であっても、合格の可能性は全ての家庭にあります。教室で子供を磨き続けるだけでなく、我が子を合格させる術と覚悟を持つ両親に導く努力を、私達もしなければ合格の二文字は得られません。

 

その努力が、結果的に幼稚舎以外の附属小学校の合格にも繋がると確信しています。

 

 

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