「私立小学校受験対策 受験直前の過し方 part5」

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「受験直前の過し方 part5」

 

 

名前がポピュラーな有名校(園)をいくつか併願すると、全て合格の家庭は珍しく、1~2校(園)合格の方がほとんどです。つまりほとんどのご家庭が不合格の経験をするということです。

 

高学歴者や受験経験で挫折のなかった方に多いのですが(無理しなかった可能性もありますが…)、このような結果を全く想像しておらず、あまりのショックに普段見られない慌て振りをさらけだす方をよく見かけます。

 

以前から何度も述べていますが、保護者と附属の属性が合わなかったり、志願校の研究不足を感じるご家庭は、例え子供の結果が良くても補欠や不合格になることが多いのが幼稚園と小学校受験です。稀に小学校受験で5~6校併願して全校合格の例もありますが、20~30家庭で1~2例です。

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幼稚園では、例えば三年保育受験の青山学院・白百合学園・日本女子大豊明の幼稚園受験をして全て合格する例など滅多にあるものではありません。二年保育受験でも同様です。

 

上記の場合は、保護者属性や研究不足の親が原因のケースですが、反対に子供の実力や育ちが相応しくなくて不合格になる例も多々あります。

 

これも高学歴者に多いのですが、自分の受験時の実力が高かったからといって、考査領域の多い幼児の受験で偏りの多い発達の子供は不合格になりやすい事を理解せずに、有名附属だけを選択し不合格を並べる家庭もあります。高学歴者でなくても、子供可愛さからか実力不相応の選択ばかりする例も多く、これも同様の結果となります。

 

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小学校受験での受験巧者は併願校(園)の選びが上手です。志願先を三つぐらいの難度に分け、十月の中学受験校を手始めに徐々に受験を経験しながら実力をUPさせ、押さえとなる附属も確保していく慎重さを持っています。

 

それでも、11月最初の一週間は併願日程の難しさで、同時間に三つも重なってしまいどうしようと悩む家庭は多いのです。

 

・第一志望を最優先にする。

・子供の実力相応の附属にして、合格最優先にする。

・受験に対して思い入れの強い母親(父親)の選択を最優先にする。

・カソリック、プロテスタント、無宗教を混ぜた日程になるように、属性が偏らないようにする。

 

日程が重なったり、その他の要因で迷うような状況になってもあたふたとしないように、上記のようなぶれない方針を決めておいてください。

 

迷いは子供にも影響するものです。親のあたふたとしている様子を見続けると、子供は自分よりも親の心配をして自身の能力が発揮できなくなるものなのです。

 

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麹町慶進会  塾長 島村 美輝         
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