子供への弊害が心配で、小学校受験に躊躇する保護者へ

お芋ほり行ってきたよ

現代の母親達は、心配することが多すぎて子育を楽しめない

のではないかと思ってしまいます。

 

子育て相談が多いので、その度に「子育てを楽しんで!」と声

をかけて送り出すのですが、面接で元気を差し上げても、ひと月

もしたら、また不安で一杯になるのではと感じます。

 

同様に附属の小学校に魅力を感じても、受験準備って弊害を

生むのでは…と心配する保護者は沢山存在します。その程度の

弊害なんて目をつぶるぐらいでないと合格の二文字は得られな

い!などと耳にした日には、腰が引けてしまいますね。

 

私が受験の仕事をしているから、「そんなことはありません!

そんないいかげんな噂に振り回されないでください!」と読者に

述べると想像されるのではないかと思います。

 

しかしながら「弊害を受ける子供は確実に存在する」と断言し

ます。残念ですが本当です。私はそういう子どもを、そしてノイロ

ーゼになっている母親を沢山見てきましたから断言します。

 

私の教室は相当以前から「駆け込み寺」となっています。模擬テ

ストや体験指導の機会を利用して、子供の調子がおかしいので

見てほしいという要望があるので、そういう親子を沢山見てきまし

た。 「酷いチック症状」や「相手の表情を伺う子供」を代表として…

 

・いちいち「ハイ」をつけて話したり、話し終わって間が空いてから

「です。」と思い出したように言う子供。

・不自然に大きな声を出して答える子供。

・教材を配るだけでいちいち「ありがとうございました」と言う子供。

・好きな食べ物を聞くと、妙に手の込んだ生活感が無い料理名な

どを代表とする、大人の意図が感じられる「向こう受けを狙った

返答」しか言わない子供。

 

そして生命力が無く。目に勢いも無く、飽き飽きしたような表情や

今にも「また勉強かよ!」と言わんばかりのすれた態度の子供。

 

断言しましょう!この子は弊害を受けています。そしてその原因は

様々です。保護者の直接的原因の場合もあるし、選んだ教育環境

という間接的原因もあるのです。

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