けいしんかいの教育⑸

「年長クラス（小学校受験基礎指導）」

A期間【11月～3月末】

《授業》

・11月から（新）年長クラスになると週２回か週３回の受講のみになります。年中クラスでは週１回が可能ですが、母親の仕事の都合などで週１回で始めた方も、週２回以上となり例外はありません。

・通いやすい水・土を含む週三回の指導日(月・水・土）で毎回の指導内容が異なります。

・Ａ期間の中でも「11月～冬期講習」の期間は、年中期までの個々の育ちを教師が把握し、今後の教育の流れを決定する時期です。

・「1月～３月末」は総合分野の基礎力を定着する時期です。

《指導内容》
・大きく分けて⑴～⑶の三つの総合内容を、毎回三時間以上の指導で学びます。

⑴個別（問答による言語力・知育・躾etc.）
⑵集団①(行動観察・運動・絵画・制作・巧緻・生活力etc.）
⑶集団②(思考力・ペーパー）

・総合指導は「様々な状況に対応し、力量を発揮する子供」を育てる為の絶対条件です。

＊受験に必要な全ての指導を、保護者も含めたマネージメントができる年長主任は、キングオブオリンピックである十種競技の選手のような優れた存在です。

《保護者》

・母子分離の指導(後方の授業見学はありません）

・保護者が参加する「知育指導の見学＋親子で参加する行動観察」指導を定期的に行っています。

・毎回、指導の最後に主任の「保護者解説」を行っています。

＊講習及び9・10月の回数制の時期は行わず、解説書で内容を理解して頂きます。

＊月・水（30～40分）＆土(1時間）

＊解説に参加できない保護者には、模擬テスト後の面談や随時申込み可能な面談の機会を通じて、子供の状況や発達を詳細にお伝えし、ご家庭の状況を理解した上で各家庭に応じた基礎期のアドバイスをしています。（解説は対面方式が原則ですが、どうしても参加できない方の為に、解説の様子をzoom配信を行うケースもあります。また、教室での解説を行わず、zoom配信のみの解説を夜21時から行う日もあります。

・職業を持つ母親にとって最も不安材料である「附属小学校の保護者としての心構え」だけでなく、提出物の配慮や費用の支払い・子供の送迎や連絡確認などを通じて、「小学校とどのように向き合うか(接するか）」を当会を通じて学んで頂きます。

《親子の意識》

・冬期講習までに、三時間以上の総合指導に慣れ、「年中から年長への意識の切り替え」（受験学年としての覚悟ですね…）が親子ともに出来上がることを目指します。

・年中クラスには無かった「達成テスト」を、各月最終授業日に行い、次の指導にお返しする結果表を通じて、その月の成果を確認して頂きます（解説は休み）。

・達成テストの結果を励みにして「保護者が家庭で子供と向き合う指導や時間の重要性」を理解して頂きます。

・男女格差や生月による発達格差も大きい時期です。受験までまだまだ時間はたっぷりありますから、見た目の幼さや精神面の未熟さに焦らず「子供の発達を正確に理解した上での基盤作り」を目指します。

・親離れ・子離れも含めて「受験という目標に向かう親子関係」を確立する時期です。「自分たちが親である自覚」を教室を通じて育んで頂きます。

B期間【４月～７月末】に続く