春期講習【A期間】二日目…受験までの過程に於ける春期講習の意味とは?

春期講習【A期間】は3月25日(木)から始まっています。

 

本年度は最年少・年少・年中・年長全てが、受験まで約六ヶ月の時期として少なすぎず多すぎずの程良い受講者数となっていて、応用機に向かう為の基礎力完成に相応しい講習となりました。

 

来年度が受験の年中クラスも、年少からの脱皮を目指し、連続授業を通じて子供達同志の大きな刺激が期待できる生徒数がいるので楽しみです。

 

ところで、カウンセリング等の機会で「受験までの準備の流れや、子供がどのように成長し受験生として仕上がっていく課程が想像できない」というご質問が多いので、受験までの過程に於ける春期講習の意味を簡単にまとめておきましょう。

 

 

 

最も保護者の方々に理解して頂きたいのは、年長クラスは冬期講習を経験済みですが、他の学年にとっては初めての「四日間の連続授業(中一日休み)」が子供達の飛躍的な成長のきっかけになるということです。

 

当会の6泊7日のサマースクールが三か月程度の成長を生む理由の多くは、「親から離れ他の子供達と集団生活をする」なのですが、春期や夏期講習も「他の子供達と共に四日連続の授業を続ける」事から生じる成長は大きく、四月以降の応用期に向けてこれまでの基礎期間で学んだものを定着させることでは、サマースクールに負けない大きな効果を生み出す機会です。

 

基礎期間はまだまだ保護者も子供の様子を見守るばかりで、我が子は受験に間に合う成長をするのか?不安ばかりが先行しがちです。

 

当会で受験経験が一度でもあれば、最後の仕上がりまでの過程が見えるのですが、初めての保護者が不安で一杯なのは当然のことですね。

 

だからこそ、今後の親の在り方や子供への関わり方の指針を示す機会となる、授業解説時間や面談の機会は重要であり、受験学年の家庭に対する、春期講習前の面談はとても大切な機会です。

 

しかしながら、頭ではわかってはいても明らかな子供の成長が見えてこないと、今後の受験期までの期間にとても重要な「親の関わり」に対して、腹の座った親の姿勢が生み出されるものでないこともよく理解できるのです。

 

春期講習のような連続授業は、基礎期間で学んだものを定着させ、ご両親にとっても我が子の成長が明確になる為に、受験生の親になる覚悟ができるきっかけになる事が多いのです。

 

直前に入会された方に多くは望めませんが、幼稚園のコミュニティと似た人的環境の慶進会では、成長された保護者の影響が徐々に浸透していくので、今後急速に保護者の一体感が生じていきます。

 

保護者が成長していくと、子供への影響も著しくなっていくもので、相乗効果で子供が成長をしていきます。次にこのような効果が大きいのは夏期講習ですから、その時期までは親子共に応用期の成長をして、気が付かない間に受験家庭の姿になっていくのです。

 

受験家庭の多くに必須のようになっている「受験に臨む装い」などは夏以降で十分であり、その装いに相応しい親子に成長して、初めて必要になるのです。

 

入園・入学後の制服が似合う子供であるかどうかは、考査日に先生方が見事に判断されます。その附属園や小学校に相応しいご両親であるかは、面談日にしっかりと見抜きます。

 

その日までに、親子共に成長していく為に必要な機会…それが講習の意味です。

 

 

 

 

 

 

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