11月 15日(土)宝仙学園小学校(一般入試)の合格報告を頂きました。10月中から頑張ってきた生徒です。心からお祝い申し上げます。
中学受験を目指す家庭にとって人気の宝仙学園小学校は募集人数70名ですが、内部進学者を含めた人数です。ただ、卒園生の三分の一程度(15~20名)しか内部進学ができないので、内部進学・推薦・一般の合格者比率は1:1:1だそうです。
宝仙学園小学校の入試は、以下の日程で行われていて、東京女学館と類似のやり方をしています。
東京女学館は…
⑴AO入試が11月1日(土)
⑵一般入試が2日・3日の何れか一日
⑴⑵共に他の女子校の受験日と重なりやすい日程ですが…
宝仙学園小学校は…
⑴推薦入試11月1日(土) 当日発表21:00
⑵一般入試11月15日(土)当日発表21:00
ですから、14日の幼稚舎発表の翌日に⑵一般入試を行っています。
一般は東京都の受験結果がある程度判明してからでも可能な10月15日~11月10日という出願日程になっています。
内部進学とAOを除いた一般受験の合格者が15~20名程度と予想され、例年4~6倍の競争率となっています。(男子よりも女子の方が倍率が高い)
激戦の一貫校狙いの子供が力及ばずだったとしても、幼いタイプの子供は受験経験を通じて、急成長する子供が多いですから、諦めずに一般にチャレンジするのは悪くない選択です。
慶応横浜初等部の受験が残っている家庭や、学芸大附属、筑波、お茶の水女子大附属の抽選通過者の考査に臨む意識を高める為にも有意義な受験だと思います。
幼稚園から系列小学校への内部進学希望者を全員合格にしない歴史を持った幼稚園の代表格は、古くは晃華学園、そして光塩女子学院ですが、確か三十年近く前に晃華学園、続けて光塩女子学院も、希望者の内部進学率を上げました。
系列幼稚園からほぼ全員系列小学校に進学するのが、私立・国立附属幼稚園の常識のようですが、小学校受験で入学する子供に近い発達条件を満たしているかどうかを、夏休み以前の内部進学テストで判断するのは、幼稚園と小学校の選びが大きく異なるからで、宝仙学園も含め光塩女子学院も、一般幼稚園同様の地元在住家庭が多数を占める背景があるからだと思います。
「三分の一」の内部進学率なら、内部進学を一切認めない方針でも構わないような気もするのですが、幼稚園と小学校の考える妥協点があるのでしょう…私がその是非を云々する必要はないと思います。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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