一歳~三歳児に手を入れる『手の入れ方…読者コメント⑵』
『長女は初めての子で、手をかけすぎました。手をかけるところとそうでないところの、線引きがよくわからず、自分でもうるさい親だったろうな…と思います。いまだにとても苦労するのは、「外で」姉妹以外のお友達と譲り合い、気持ちよく遊ぶために、どこまで親がでていっていいものかというところです。
相手の親御さんの価値観子育て感は、もちろん私のものとは違うと思うので、公園で遊んでいるときなど、派手に喧嘩まではいかないものの、遊んでいた遊具を使いたいといってきた子の勢いがあれば、私はすぐに「いいじゃない。譲ってあげなよ。またあとで遊べばいいんじゃない?」と平和主義を装いますが、おそらく、子どもの気持ちは釈然としないときもあると思います。
また、いい親でいるために、「放っておく」ということが、上手にできないことが多いです。
なんとなく、ちゃんとした親なら、これを言わなきゃ…と思ったり。その辺り、みなさんはどうお考えかぜひ知りたいです。
受験をしたので、半ば強制的に、譲ることの大切さばかりを私に説かれてきた長女が、最近反動からか、お友達への言葉がきつく、ちょっとしたことですぐにけんかっぽくなり、親としてはどうしたものかと思案しています。それともこれが普通なのでしょうか。親としても、まだまだ勉強しなければいけないと思います。 』
長文のコメントありがとうございました。正直な思いが具体的に述べられていて参考になります。
「放っておく」ことの大切さはブログで何回も述べてきましたが、放っておくことができないと、自分で答えを導き出す気持ちを遮ってしまいます。それが積み重なると、自主性が育ちません。常に指示待ち状態や親の顔色を見る癖もつきます。
放っておくといっても観察は必要ですし、手を入れるべき事まで放っておくわけではない事を前提に見守ってあげると良いでしょう。
『受験をしたので、半ば強制的に、譲ることの大切さばかりを私に説かれてきた長女が』とありますが、反動と考えず「今はそういう時期なのだから受け止めてあげよう」ぐらいに思って下さい。真逆の接し方をしたとしても同じ状況になっていることもよくあります。その時は良かれと思ってしたことなのですから、ご自身を責めないでください。
三人の子育てをしている母親には、一人っ子の親にはない豊富な経験があります。そしてそれぞれの子供を通じた社会との繋がりも持っています。それでも反省し悩むのが親なのでしょうね…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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