幼稚園・小学校受験 附属幼小の先生方が保護者面接で最も確認したい事

面接と呼ばれる機会は世の中に数多くありますが、幼稚園や小学校受験で行われている保護者面接を特殊なものと捉えすぎて、自身の魅力を伝えられないまま面接を終えるだろう…と予想できるご両親が多いのに驚きます。

 

会員は勿論、カウンセリング等々で、そう感じたご両親を放っておけない性分ですから、可能な限り改善します。一度で駄目なら何度でもです。

 

両親との対話経験の多さは私の財産ですが、対話時の私の質問内容は、附属幼小の面接時に質問者が最も確認したい事と同じです。もちろん考査時の面接ではありませんから自由度は大きいですが、「相手の素性と本性(人柄)」を対話を通じて理解していくのです。

 

幼児教室にとって保護者は長くお付き合いをさせて頂く方々ですから、お互いの為にも理解しあえる関係でいることが理想です。

 

幼稚園は二~三年。小学校は六年間のお付き合いを続けるわけですから、幼児教室以上に教職員は、「相手の素性と本性(人柄)」は重要な確認事項なのです。これは就職試験で内定までに何度も面接を繰り返す理由と同じです。幼稚園・小学校受験でも就職試験でも、面接は学校や会社の将来の存亡に繋がりかねない人材を選ぶ機会なのです。

 

幼稚園・小学校受験の主役は子供です。ですから考査で「発達」や「気質」「育ちの履歴」を確認する必要があります。保護者は子供の保証人であると同時に、教職員や他の生徒とその保護者に大きな影響を与える人材です。面接を行う理由はそこにあります。

 

私立附属幼小の求める「保護者の素性と本性(人柄)」についてここでは述べませんが、ご両親が相手の立場になってお考えになれば想像できると思います。

 

但し、附属幼小の先生方の多くは教養ある方々です。「相手に気にいられるために用意した発言」や「偽物の姿」は、簡単に見破られることだけは忘れずに…

 

 

        麹町慶進会  塾長 島村 美輝         
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