11月13日(水)慶応横浜初等部(一次)の合格報告が届きました。

11月13日(水)今日は、慶応横浜初等部の一次発表(12時web)の日です。

 

横浜初等部の二次は行動観察中心の考査で子供を見極めます。一次、二次の選抜方式を行う受験の定番で、二次考査が2~3倍の競争率になるように絞り込みをするための考査です。

 

中学受験校と比較すると枚数もさほど多くはありませんし、有名女子校ほどの難度でもありません。以前は多色のクーピーとクレヨンを使用していたのが、今年の受験では一色のクレヨンとクーピーで回答は○のみ、修正は×…のようにどんどん簡略化傾向になっていて、サインペンを使用する学校のようです。

 

ただ、その分難度が上がっていて、聞き取りができないとミスに繋がる出題であったことは、子供からの調査で判明しています。幼稚舎を重視した準備をしていた家庭に多い、過去の出題に特化した準備で、ペーパーを使用する学校への対応力不足は、一次不合格の結果に繋がったように思います。

 

しかも、高い競争率となっている初等部です、同点の子供が数十名はいるであろうと予測できますから、成蹊、暁星、聖心、白百合、立教女学院、雙葉や中学受験校を目指す子供並みの力量が一次合格の条件であることは間違いがないところでしょう。

 

近年の会員の傾向として、女子は当然として男子でも幼稚舎よりも横浜初等部の方が志願者数が上回る結果が続いています。他校の考査と重なったり、第一志望の宗教校に合格して欠席した家庭を除き、10名ぐらいが一次考査を受験しましたが、半数が合格するという結果でした。

 

横浜初等部の二次は制作で発想力の豊かさを見抜き、運動や行動観察考査で生命力の高さを確認されます。11月1日から日が経ちすぎた為に、モチベーション低下や集団学習不足による速度や能力の低下を起こさなければよいのですが、10月末までに身に着けた能力を信じて見守りましょう。

 

一次合格発表は、11月13日(水)ですが、二次の合格発表はまだまだ先です。なんと長い道のりでしょうか

慶應義塾横浜初等部HP

 

慶應横浜初等部 一次考査結果からの考察

 

SFCの教育から考察する横浜初等部の考査(1)

 

 

 

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