モスクワの保育園に続き、ニューヨーク市立パブリックスクール付属幼稚園で育った雅子様のご両親が選んだ小学校は、田園調布雙葉小学校でした。
11月12日（火）、その附属幼稚園である田園調布雙葉小学校附属幼稚園の合格報告が届きました。
田園調布雙葉幼稚園は四ツ谷の雙葉幼稚園と同様、数少ない二年保育の幼稚園です。宗教に関わってきた方々からの学びの多いキリスト教の幼稚園として、昭和２４年から歴史を刻んできました。
田園調布雙葉幼稚園と小学校は、田園調布の近隣家庭の割合が高く、遠方の家庭から選ばれにくいと言われ続けてきました。しかしながら、今回の合格は近隣とは言えない地域の家庭です。確かに少数かもしれませんが、園にとって魅力ある子供と両親ならば選ばれるという事だと思います。
田園調布雙葉幼稚園の保護者と子供を、カソリック幼稚園の定番のイメージで捉え、「考査までに親子共に染まらなくては！」などと考える必要はありません。
「雙葉らしさ」と言える範囲の中で、自分らしさを出せる家庭や個人で在り続けられるのが、雙葉に相応しい生徒と保護者の条件だと私は思います。
人様の意見の受け売りではなく自分の頭で考え、行動できる保護者が大半だからこそ、志願者の多い幼稚園で在り続けられるものです。田園調布雙葉幼稚園もその代表的存在だけに、合格されたご家庭には拍手を送りたいと思います。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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