５月21日（金）

最年少クラス（三年・二年保育受験準備）の春期講習後の成長は著しく、例年の事とはいえ主任や、担当の先生方の指導力に感心します。

幼稚園受験準備クラスでの私の関りはご両親の導きが主なので、白百合学園や日本女子大豊明、東洋英和幼稚園etc．の生徒に相応しい姿に成長していく子供達を見ていると、毎年の事ではありますが感動します。

　

6月と9月に行っている「2・3歳発達診断テスト」では、子供の面接担当として毎年関わるのですが、対話を通じて感じる子供の成長に感動して、我が子を見るかのように気持ちになります。

幸い孫を見るような視点にはなっておらず、対話を通じて冷静な評価が可能なのですが、それでも気持ちを引き締めておかなくては、親の欲目になりかねないので要注意です。

子供を減点評価しかできない幼児教室の教師は半人前で、良いところを見出す視点が大切です。附属幼稚園の先生方も同様で、「園で一緒に過ごしたい…」という気持ちになる子供の魅力を見出す為に考査を行っているのです。

欠点だけを探っていては、良いところが見えなくなります。まだ三年に満たないような幼い子供なのですから大らかな気持ちで見守り、その子の持つ天性の魅力や、お母さま方の手が入ったことによる成長を見逃さないようにしたいものです。