「白百合学園幼稚園のモンテッソーリ教育を理解する」

医療系家庭を中心に千代田区九段の白百合幼稚園の人気は相変わらずですが、前園長川崎先生の脳科学を基にしたモンテッソーリ教育についての説明会での講演が、身近な存在とは言いずらいカソリック系幼稚園への関心を高めたことの影響が大きいことは間違いありません。

しかも出身者優先のイメージが付きまとう幼稚園受験が、実はそうではないことを一次考査の選びで示し続けた前園長の姿勢は、これからの白百合学園の財産となる保護者層の選びに繋がり、一貫校としての原点である幼稚園の価値を高めたとも言えます。

受験家庭が、志望園の研究・分析をするのは当然ですが、キリスト教が身近な人が少数派の日本において、教会に通ったり聖書や宗教関連本を読んでもミッション校を理解できるわけでもなく、宗教教育を我が子に授けたことが、我が子だけではなく両親や家系にまで影響が及ぶことを理解するには、入園（学）数年の時が必要です。

それだけに、宗教に深く関わってこられた方々の人的影響に加え、モンテッソーリ教育というもう一つの柱を持つ白百合幼稚園を理解するためには、学びの為の教材や機会が必要だと思います。

先日、湘南白百合学園幼稚園から「未就園児保護者対象講演会」のお知らせが昨年に続いて届きましたのでご紹介します。テーマは「大切な我が子に注ぐ　モンテッソーリ教育のエッセンス」です。

モンテッソーリ教育を通して子育てのヒントを学びたい方の為には、有意義な機会だと思います。

モンテッソーリ教育 | 湘南白百合学園幼稚園思いやりの心と心身の健全な人格形成をを目指しています。キリスト教的精神に基づいて、幼児にふさわしい環境を与え、その心身の兼山な発達を図り、自主自律の精神の芽生えをうながすことを目的としています。| 「モンテッソーリ教育」のページです。youchien.shonan-shirayuri.ac.jp