11月8日(土)青山学院初等部の合格報告を頂きました。
合格おめでとうございます。
青山学院初等部は、コロナ禍の最中に初等部長を6年間務められた中村先生が昨年退職され(他校の校長先生になられました)、宗教部長の小澤淳一先生が初等部長を兼任されています。
個別テスト(適性検査A)をペーパー考査(5枚綴りの小冊子を三部)に変更し、行動観察考査との二日間考査になって五年目の青山学院初等部ですが、その背景にあるのは系列中学からの学力向上依頼がある事を以前お伝えしました。
通知表は用意しませんが、宿題を出し高学年になってからの学力向上を意識した指導への変貌は、同じ共学の学習院初等科の出身者からもよく聞きます。
「宿題に四苦八苦しています…」や「私たちの初等部時代と比べると学習内容が難しくて…」の声も聞きますから、出身者である保護者にとっては時代が変わったことを実感する日々なのだと想像できます。
二日間の個別考査が定番であった成城学園も、長い間個別のみを出題してきた二日目の考査を、「ペーパー+個別」を出題する学校に一昨年から変貌しました。小学校の学力向上を可能にするための考査内容変更は、一貫校のイメージが強い附属小全体の傾向なのかもしれません。
しかしながら、プロテスタントの男女共学校である青山学院初等部は、聖学院や東洋英和同様、ご家族と一緒に子供を育てる意識を持つミッション系附属小学校であることには変わりはありません。
宿泊指導の多さ、豊富な行事、宗教教育、天然芝の校庭と充実の施設etc.に目が奪われがちですが、青山学院初等部の最大の魅力は、宗教に深く関わった経験の豊富な教員と、初等部への理解と協力姿勢を持つ保護者達の人的環境です。
出身者に青山学院の魅力を聞くと「とにかく保護者達が良かった」とよく聞きますが。これぞファミリーと言える教師と保護者の一体感は、他の附属では真似のできない財産です。
また「自分もこの学校の育ちを経験したかった」という発言をご両親からよく聞くのも、当会の過去の合格家庭の出身者比率が低めだからでしょう。
青山学院を志願されるご家庭は、出身でないご家庭の方が当会では割合が高く、合格者数も出身家庭より多いのが実際です。
AIが身近な時代だからこそ、青山学院初等部の人的影響に価値があると私は確信しています。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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