今日は１１月７日（火）、トランプ大統領が離日して、全ての警察官が休暇を取ったのかと思うほど姿が見えなくなった日、学習院初等科と早稲田実業学校初等部（一次）の合格報告が届きました。

 

当会で学習院と属性の合うご家庭は、甘く見て例年２０％程度…学問を大切にされてきた家系ならではの佇まいを持つご両親と、目上の人との関わり方や言葉を身に着けた子供。

 

子供の総合力以外に必要な代表的条件を挙げるならば、このようなところでしょうか？私のような家系の者には到底無理な条件ですが、育ちの良さはお金で買えないものだけに、地位も財力も学歴もある方にとっては魅力ある育ちの環境なのでしょう、高学歴家庭の志願が目立ちます。

 

学習院初等科の育ちに相応しい家庭を見抜くのは私の仕事です。直観のようですが実は冷静な分析が必要なのは言うまでもありません。幸い今回もご入会以降に感じた学習院の制服が似合う姿は間違いではなかったようです。残されているのは合格された併願校を含めた進学先決定だけですね…

学習院幼稚園・初等科(４) 学習院初等科の育ち

 

次に早稲田実業学校初等部（一次）の合格報告がありました。

 

早稲田実業の考査は、ペーパー、運動、行動観察、生活力が見られ、高い総合力が必要なのは言うまでもありません。特に思考力の高さが求められていますから、在学生の弟や妹の近年の不合格率の高さも理解できます。

 

募集人数は男子80名前後、女子40名余りですが、一次選抜は男子3倍、女子4倍程度のようです。二次は男女共に2倍程度の絞り込みになっているようです。二次の両親面接は一言で言って「早稲田愛」の確認と言えます。慶應出身者にとっては何とも居心地の悪い場かもしれません。

早稲田実業学校初等部(１) 新設校の魅力

さて、他にも今日から始まった成城学園初等学校の面接や、雙葉幼稚園の面接報告も届きました。成城学園は家庭によって異なる内容。そして雙葉幼稚園は今年だけの定番的内容を全ての家庭に向けて質問していましたが、小学校と幼稚園の違いはあるにせよ、両附属の保護者層の違い故の質問であると感じます。

 

明日は日本女子大豊明幼稚園の発表があります。さてどのような結果になるのでしょう…