「伝記 小泉信三」を読んで、慶應義塾の塾風・気風(空気感)について志願者は何を書いたの

 

「伝記 小泉信三」(慶應義塾大学出版会」を読んで、慶應義塾の塾風・気風(空気感)についてかんじるところを書いてください。

 

上記の課題を目にした慶應横浜初等部の志願者は、さぞかし面食らったことでしょう。しかしながら福翁自伝についての課題が幼稚舎の願書で出された初年度も、同様な思いであったに違いありません。

 

20倍を超える競争率の幼稚舎です、出身者以外の家庭も数多く志願します。当然「福翁自伝」を読まれたご両親の割合の方が少ないのは当然です。

 

幼稚舎をはじめとして、普通部や塾高などの卒業時に卒業証書と共に記念品として渡されるこの「福翁自伝」。何冊も自宅にあるけれど…なんて思う出身者もそれなりにいるのではないかと想像します。

 

しかしながら、慶応義塾出身者に加え無縁の保護者の方々の文章を、この数日間拝読してきた私は、公開はできないけれども、我が子を入学させたいという強い思いを文中から感じるとともに、小泉信三先生の印象的な言葉の数々は、師である福沢諭吉の教えが原点であり、塾風や気風は「福翁自伝」を読むことにより、より深く理解できるのではないかという思いに至りました。

 

幼稚舎を受けずとも、慶應義塾の塾風・気風(空気感)を全身で理解し身に着ける場として横浜初等部を志願されるのであれば、「福翁自伝」のみならず「童蒙おしえ草 ひびのおしえ」等々、福澤先生の著書を是非読まれることをお勧めします。

 

それが努力を重ねてきた我が子への最低限の誠意だと思うのです。

 

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